2008年12月14日日曜日

書評というほどじゃないけれど・・・8

 今回紹介する本はこちらです。


 和田茂夫著 「手書き」の力 PHPビジネス新書

 タイトルだけ見ると手書き絶対主義の方が書いた本ではないかと思われそうですが、まったくの逆です。
 著者は出来るだけ手書きを減らして、最低限のことだけに絞って手で書こうと主張しています。
 そして、その代表的なものはやはり「メモ」です。
 どんなにPCが軽く薄くなろうとも、とっさのメモは紙とペンのほうが圧倒的に早いからです。
 そのほかに、礼状などの書き方なども詳しく説明されていて、手書きが生きるビジネスシーンでのうまい方法が盛りだくさんです。

 本書はビジネスシーンに特化して書かれていますが、ビジネスマンではない私もおもしろく読むことが出来ました。
 特にスケジュールの管理やメモ用紙をどうやって持ち歩くかなどの方法は、業種に関係なく役立つものだと思います。

 最近手書きをしていないという方はもちろん、いつもメモ帳を手放さないという方も一読の価値ありです。すぐに使える実践的エッセンスが満載の一冊です。

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