2009年6月5日金曜日

辞書を引こう! 8

 今回はこれがない人はいないだろうという言葉をご紹介したいと思います。

 使用する辞書は「明鏡国語辞典 携帯版」です。


 インフェリオリティー-コンプレックス【infe-riority complx】

 [名]
 劣等感。コンプレックス。


 一般的にいわれる「コンプレックス」の正式名称だそうです。

 てっきりコンなんたらという長い正式名称があるのだと思っていました。

 「コンプレックス」は「コンプレックス」という1つの言葉だったんですね。

 
 それにしても「コンプレックス」という言葉は聞いていてあまりいい気分がしませんね(笑)。

 でも、裏を返せばそれが「個性」になるんですけどね。

 それに気づくのに私は20年以上かかってしまいましたが(汗)。

 個性として引き立たせるにしろ、克服しようとして努力するにしろ、どちらにしても人として成長するためには必要なのかもしれませんね、「コンプレックス」というのは。


 

2009年6月4日木曜日

オリジナル短歌 39

 先日、ある市営の自然公園にバラを見に行きました。

 あいにくの雨(それもかなり強めの)でしたが花はしっかりと咲いていました。

 雨に打たれているバラもなかなかキレイでした。

 今回は、それらを題材に短歌を創ってみました。


 それでは今回の短歌、読んでやってください。


 オレンジの燃えてるようなバラの色
           バラは赤との常識燃やす

 バラ香るその広場には日常の 
           無機な匂いは追ってこれない

 雨粒に打たれるバラの美しさ 
           今の政治に欲しいものかも



 
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2009年6月2日火曜日

辞書を引こう! 7

 今回は「あれはこんな名前だったんだシリーズ」でお送りします。

 使用する辞書は「明鏡国語辞典 携帯版」です。

 1654ページから


 や-げん【薬研】  〔名〕  主に漢方で、薬種を細かく砕くのに用いる舟型の器具。内側のくぼみに薬種を入れ、軸のついた円盤状の道具で押し砕く。


 時代劇などで医者が薬草などを入れて、ローラーでゴリゴリ押しているあのお皿のことですね。

 それにしても、この「薬研」という漢字は職人気質を感じますね。

 薬を「擦る」、「潰す」、「混ぜる」という漢字はあてずに、薬を「研く」とあてているあたりにプライドを感じます。

 一般的にはなかなか目にすることはありませんが、時代劇などで見かけたらこの名前を思い出そうと思います。

2009年6月1日月曜日

オリジナル短歌 38

 今日から6月、2009年も半分が過ぎたことになります。

 今年の初めに立てた目標を皆様はどれぐらい消化(もしくは達成)できましたか?

 私はというと、達成具合がイマイチなので残り半年頑張ってみたいと思います。


 それでは今回の短歌、読んでやってください。


 コンパスでキレイに円を書いたって 
             なぜかズレてるそんな人生

 選択がいくらできても結局は 
             いつもの色が減っていくだけ

 真っ白は意外にないよこの世界
             だからあまるよ白色えんぴつ



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