2008年11月1日土曜日

書評というほどじゃないけれど・・・2

 2,3日前、夜のNHKニュースにノート術という特集が組まれていて、そこで私の読んだこの本が紹介されていたのでここでも紹介したいと思います。
 それは、太田あや著 
東大合格生のノートはかならず美しい 文藝春秋 です。
  



 高校生向けの通信教育教材を発行する会社に勤めていた著者が、ある東大合格生の受験ノートを見たときにその美しさに驚いたことがキッカケで、手元に200冊の東大合格生のノートを集めて美しいノートと東大合格の関係性について著者なりにまとめられた本です。
 この本を読んだとき、これが15年前に出ていればと後悔するほど、頭のいい連中がどんなノートの取り方をしているかがわかります。カラー写真も多く使われ、とても見やすいです。
(思い出してみると学生時代、頭のいいヤツのノートは綺麗でした。写しやすかった 笑)

 社会人の方でもこの本に書かれていることは書類制作のときなどに役立つと思いますが、やはりこれは伸び悩んでいる現役学生が見るべきだと強く思いました。もしくは、そんなお子さんをもつ親御さんに強く勧めます。
 
 この本とのコラボ企画で、コクヨさんが専用のノートを発売しているようなので(11月1日現在、私は現物を見たことがありません)、いつか使ってみたいです。

 全体としての作り込みは甘いような気がしますが(←生意気です)、この本自体の着眼点は素晴らしいものなので読んでみて決して損はしません。オススメです。

2008年10月31日金曜日

石井選手プロ転向がほぼ決まったようです。

 時事ネタです。
 北京オリンピック柔道で金メダルを取って、その破天荒な言動で話題となっていた石井選手が強化指定選手の辞退届を出し、事実上柔道選手を引退したようです。(まだ受理されていないようですが)
 早ければ年末に試合をしているかもしれませんね。がんばってほしいです。

 世間では石井選手の言動を毛嫌い人は多いですが、私はあれはわざとやているのではないかと思っています。そうでなければ、彼は今回のオリンピックでパッと出てきた選手じゃないので、あんなことをしょっちゅうやってたらきっとどこかで叩かれてます。その昔、小川直也がされたような。

 ここからはあくまで憶測ですが、あんなことをやってた理由は、最初に総合格闘家転向をもらしたとき、全柔連関係者が石井選手が正式に何も言っていないにもかかわらず「石井はもういらない」的なことをかなり激しい口調でいっていたのを聞いて、カチンッときたのではないかと邪推しております。
 私はそれをテレビで見ていましたが、そこまで言わなくてもいいのではと首をかしげていました。

 とにかく、これでプロ転向は間違いないでしょうから、吉田選手のように総合格闘技でもガンバってほしいです。

2008年10月30日木曜日

10月の短歌 8

 10月も残り2日となりました。今年は残り2ヶ月です。今年の年末はいろんな意味で(笑)静かに過ごせないような気がしますが、皆様をいかがでしょうか?

 それでは、はじめます。

逆風は辛いものではありません 
          凧はそれで高く飛んでる

強がりじゃないよ?さみしくなんかない 
            独身の僕 新婚の君

 
1首目ですが、私はいつもこう言い聞かせて生きています(笑)。
 逆風だって悪いことばかりじゃありません。たぶん(汗)
 そんな想いを込めて創りました。

 2首目ですが、・・・・・・・・・さみしくなんかありませんよ?(・_・、)ぐすん

2008年10月28日火曜日

プレゼント

 先月、子どもの生まれた友人が来月、誕生日なのでこの本を贈ることにしました。

 

 アマゾンで注文して、はじめてラッピングサービスを利用しました。
 それがこれです。







 思った以上にシンプルでした。
 まあ、男が男にやるので問題はありませんが。
 少々親としての自覚が足りないようなので、これで勉強してもらえればいいかなと思っています。
 (もともと本をまったく読まないヤツなので読むかどうか心配ですが・・・) f(^ー^;

2008年10月27日月曜日

10月の短歌 7

 ニュースでは株価がバブル崩壊後の最安値を下回ったと騒いでおります。このあたりが底値と私は思っていますが、どうでしょうか?
 それよりも、円高であんなに減収になってしまう輸出企業の体質を変えるほうが、株価で騒ぐよりも私は先ではないかと思います。これも今のままじゃどうにもならないのでしょうね(^_^;)

 それでは、はじめます。
 
 お金とは無理なく使えば幸福に 
            なれるもっとも簡単なもの
 
 鉛筆は使われ丸くなってゆく 
            人間だって原理はおなじだ

 1首目ですが、最近の経済ニュースを見て思いつきました。
 お金さえあれば、好きなだけおいしいものを食べられるし、疲れたと思えばタクシーに乗って家の真ん前まで帰ることができます。(健康に良い悪いはべつにして)
 これらのことは、お金さえ払えば簡単に手に入る幸福の一部です。(元IT企業の社長みたいに人や愛が買えるとは言いませんが・・・・・・)
 しかし、それも無理をしなければの話しです。
 収入を超える額を使えば必ず破綻しますし、ましてや借金を繰り返せば必ずどこかで行き詰まります。
 こんな簡単なことを私より圧倒的に高学歴の連中が忘れていたとは、これもお金の魔力なのでしょうか?
 そんな想いを込めて創りました。

 2首目ですが、これは最近の自分自身を振りかえって思いつきました。(私の場合は使われたというよりも風化して丸くなったと言うべきですが (;^_^A  )
 ちょっと前まで譲れないものは絶対に譲らない!という信念を持っていたのですが、最近は世の中いろいろな考えがあるんだと思えることが多くなりました。怒る回数も減ってきました。
 いいようにとって成熟度が増してきたと思うようにしています。
 決して老けてきたからとは思わない(笑)という気持ちも込めて創りました。

2008年10月26日日曜日

書評というほどじゃないけれど・・・

 今回から週1回の更新を目指して、読んで面白かった本をこの場で紹介していきたいと思います。
 
 記念すべき第1回目は、
西村晃 著 「あなたの人生を変える手帳術」 生産性出版 です。
 文房具店の手帳コーナーでは各メーカーのラインナップが出揃い、雑誌にも手帳術や手帳選びといったタイトルが目立ちはじめたので、この本にしてみました(笑)。

 著者のプロフィールをみてみると、経済評論家・キャスターで年間300講演をこなしているというすごい方です(多いときで1日何講演しているのでしょうか?)。
 私がこの著者を知ったのはとある雑誌に特集されていたからです(雑誌名失念 )。その記事で、ポスト・イットの使い方が面白いと思ったのでAmazonで調べてこの本を見つけました。
 (後日、この著者はポスト・イット関係の本を多数出版していることがわかりました。)

 私がこの本で面白いと思ったところは2つあります。1つはもちろんポスト・イットの使い方ですが、もう1つが第2章の「手帳選びにポイントはこれだ!」というところでした。
 
 この手の本ではよく手帳の種類(システム手帳、綴じ本など)やサイズ(A4、A5)、パターン(見開き1週間など)を指定してしまっている方が多いのですが(そうしなければはじまらないということもありますが)、この著者は初級者、中級者、上級者とわけてはいますが、その人のレベルにあった手帳を紹介してくれています。(出版社の関係か、この本では生産性出版の各種の手帳を紹介しています)

 特に私が共感できたのは、手帳を持ち慣れていない初級者の人に月間タイプを勧め、その理由として薄くてかさばらず、いつでもどこでも持ち歩けることを利点としてあげているところです。これは私がA6手帳を持っている理由と重なり、わかりやすく説明してくれているようだったので、なんだかうれしかったです。

 そして第3章の著者のポスト・イットの使い方は、私にとって目から鱗が落ちるものでした。私はポスト・イットを目印としてしか使っていなかったので、メモとしての使い方はとても新鮮でした。
 現在、メモとして使っていますがなかなか都合がいいです。すぐに手帳に貼り付けられますから便利です。
 ただ、いつも胸ポケットのついている服を着ていないので、しまう場所に苦労しています。ジーンズのポケットに入れるとグシャグシャになってしまいますから(T.T)

 もし、この著者の本をまったく読んだことのない方がいたら、第3章だけでも読んでみることをオススメします。ポスト・イットはどこにでも手にはいりますから。
(メーカーを指定しているのはおそらく、他のメーカーよりも劣化も少なく、貼り替えても粘着力が落ちないところではないかと思います。)

 
 独自の手帳術が定まっていない方はきっと役立つと思います。