2008年11月16日日曜日

書評というほどじゃないけれど・・・4

 最近、文房具に関する更新が多かったのでここでも文房具に関わるものを紹介したいと思います。
 
 高畑正幸 著 究極の文房具カタログ【マストアイテム編】 ロコモーションパブリッシング



  TVチャンピオン「全国文房具通選手権」で3度の優勝を飾った著者が綴ったまさに文房具のカタログです。

文房具王が紹介する文具だから高価なものが多いのかと思っていましたが、ところがどっこい一部の商品を除き、ほとんどのものがホームセンターの文房具売り場で安価で買うことが出来きるものばかりなのです。

 この本のコンセプト自体が、高級文具を多く紹介するムック本とは違い普段ガシガシ使えるものをということらしく、紹介されている文具は著者が普段から使われているものばかりだそうです。なので、文具のす
紹介文がとても読みやいのです。良いところ悪いところも含めて紹介してくれているところも好印象です。 

 実際、私はこの本を読んでいくつかの文具を買って使っていますが(ステッドラーの芯ホルダーもそうです)、どれも書いてあることと大きく違うと思ったところはありませんでした。私個人の判断ではありますが、それだけ著者の文章は正確でした。

 そしてなにより、この本でもっとも特出すべきところは、商品の紹介イラストを著者自身が描いてあるところです。白黒ではありますが細部まで丁寧に描き込まれてあって、写真よりも見やすいと言っても語弊がないほどのものです。(ただし、色の確認はしにくいのですが)
 Amazonでなか見!検索が出来ますので是非、覗いてみてください。

 今まである文房具本とは一線を画すものであるのは間違いありません。

 しかし、ここまで書いてなんなのですが1つ気をつけていただきたいことがあります。それはこの本で紹介されている文具のデータが2006年1月のものだということです。中には廃盤になってしまっている物も少なからずあるようです。
 ですが、文房具王が普段から使っているとあってロングセラーとしていまだに残っている物もまた、多くあります。

 なかなかいい文具が見つからないという方は是非、この本を参考にしてみてください。
きっと損はしないと思います。

 参考にする際は、廃盤や価格変更にはお気をつけください


 良い文房具との出会いをこの本で楽しんでください。

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