2009年5月19日火曜日

辞書を引こう! 3

 関西ではすごい勢いで新型インフルエンザが広がっているようですが、皆様のところではいかがですか?

 私の住んでいるこんな福岡の田舎町にも関西へ修学旅行に行った学校があるらしいのです。

 今のところ発病者は出ていないものの、学級(学校かも)閉鎖になっているとのことでした。

 こう考えると現代人の移動速度はとてつもなく速いのだと、改めて思い知らされています。

 幸い、毒性は弱いらしいので普通のインフルエンザのようにうがい、手洗いをしっかりして備えようと思います。

 
 それでは今回も「明鏡国語辞典 携帯版」からお届けします。

 1394ページから


 ひっ-ぽう 【筆法】
 
 〔名〕①筆の運び方。文字の書きぶり。「雄渾(ゆうこん)な-」  ②文章の書き方。表現の方法。「春秋の」  ③物事を処理する方法。「例の-で片付ける」
 
 ①,②は漢字を見れば大体の想像はできましたが、③のような使い方はなかなかおもしろいと思いました。
 
 文字には書き順があります。
 
 今風に言えばそれは「マニュアル」と言いかえられると思います。

 つまり、筆法とはマニュアルの日本語訳といえるのではないでしょうか。

 同じような意味で「手順」という言葉もありますが、私はこの「筆法」のほうが洒落が効いていていいなと思いました。



 

  

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