2008年2月19日火曜日

そういえば・・・

 前回、DVD規格のことを書いていて思い出したのが2011年に終了する地上波放送の問題。私自身はDVDをほとんど見ないので今回の規格争いは遠巻きに見ていたのですが、テレビとなると話は違います。と、いいますか今の日本でこの問題と無関係な人を探すのは難しいでしょう。(すでにテレビを買い替えた方は対策をしたと言うことで)
 私はドラマも全く見ないので、テレビをつけている時間はほかの方々に比べれは少ないと思いますが、それでも毎週チェックしている番組がいくつかあり、それらをバリバリ元気なブラウン管テレビで見ています。
 しかし、2011年7月になれば
一方的に打ち切られ見ることができなくなってしまいます。(# ゚Д゚) ムカー
 それまでに我々一般市民は大きく分けて3つのうちどれかを選択しなければなりません。それは・・・
  1. テレビを買い替える
  2. チューナーを買う
  3. テレビを見ることをやめる
です。
 まず1ですが、方法としては一番手っ取り早いのですが、お金がかかります。(1、2万じゃ売っていませんから)格差が問題になっているなかで、私を含めた低所得者が気軽に買える値段ではありません。
 次に2ですが、このチューナーというヤツがこれまた高い!!
 ネットで調べてみても1万円を切るものがほとんどありません。(08年2月19日現在)
 政府から5,000円以下ものをつくるようにと各メーカーにお達しが出ているみたいですが、いまだにそんなものができる気配がありません。
 値段的には何とかなりますが(ならない方も多いのではないでしょうか)、こちらに非があるわけではないのに、なぜこのような出費をしなければならないのかと思うと少々憤りを感じます。
 そして最後の3、言い方を変えればテレビを卒業することです。実は私がもっとも真剣に考えているのがこれです。
 前に紹介した勝間さんの本にも載っているのですが、テレビは本に比べれば有益な情報が大変少ないのです。(流行の雑学クイズ番組はおもしろいことはおもしろいのですが・・・・・)
 その時間を読書にあてれば、かなりの本が読めて知識も手に入れることがでます。ちなみに私は1日に合計3時間ほどテレビを見ていますので、それを100%読書にまわせば読書量は飛躍的に増えるでしょう。当然、知識も何もしていない人より増えていきます。
 最新のニュースも今やインターネットのほうが早いぐらいです。これに新聞を合わせれば世の中の情報を取り逃すことはまずないでしょう。ドラマ、バラエティーをみない人にとってテレビを卒業できる環境はすでに整っています。後はキッカケだけなのです。
 私は2011年を境に、知の格差が大きく開きはじめるのではないかと思っています。もちろん、勝つのはテレビを卒業し、空いた時間を知的生産に割り当てた人でしょう。そして、そのことがさらに残酷な所得の格差を生じさせてしまうのではないでしょうか。
 その備えではありませんが、私は卒業を真剣に考えています。
 皆さんはどうでしょうか?

P.S アメリカでは2009年3月に完全移行されるそうです。今後アメリカに注目していれば2011年ごろの日本をイメージしやすいかもしれません。
 それと、卒業する人間が増えると某国営放送は受信料どうするのでしょうか?
  

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