2008年10月27日月曜日

10月の短歌 7

 ニュースでは株価がバブル崩壊後の最安値を下回ったと騒いでおります。このあたりが底値と私は思っていますが、どうでしょうか?
 それよりも、円高であんなに減収になってしまう輸出企業の体質を変えるほうが、株価で騒ぐよりも私は先ではないかと思います。これも今のままじゃどうにもならないのでしょうね(^_^;)

 それでは、はじめます。
 
 お金とは無理なく使えば幸福に 
            なれるもっとも簡単なもの
 
 鉛筆は使われ丸くなってゆく 
            人間だって原理はおなじだ

 1首目ですが、最近の経済ニュースを見て思いつきました。
 お金さえあれば、好きなだけおいしいものを食べられるし、疲れたと思えばタクシーに乗って家の真ん前まで帰ることができます。(健康に良い悪いはべつにして)
 これらのことは、お金さえ払えば簡単に手に入る幸福の一部です。(元IT企業の社長みたいに人や愛が買えるとは言いませんが・・・・・・)
 しかし、それも無理をしなければの話しです。
 収入を超える額を使えば必ず破綻しますし、ましてや借金を繰り返せば必ずどこかで行き詰まります。
 こんな簡単なことを私より圧倒的に高学歴の連中が忘れていたとは、これもお金の魔力なのでしょうか?
 そんな想いを込めて創りました。

 2首目ですが、これは最近の自分自身を振りかえって思いつきました。(私の場合は使われたというよりも風化して丸くなったと言うべきですが (;^_^A  )
 ちょっと前まで譲れないものは絶対に譲らない!という信念を持っていたのですが、最近は世の中いろいろな考えがあるんだと思えることが多くなりました。怒る回数も減ってきました。
 いいようにとって成熟度が増してきたと思うようにしています。
 決して老けてきたからとは思わない(笑)という気持ちも込めて創りました。

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